マナー

タイは日本と似ていることが多いです。例えばお米が主食、仏教を信じている、天皇のように王様がいる、などなど。
でも日本とは生活習慣もマナーも違います。
プーケット(タイ)の旅行で知っておいてほしいマナーをあげてみました。ぜひ参考にしてください。

We Love King

タイ国王は国民から尊敬され崇拝される存在。
そのためどの家庭・商店などにも国王の写真が貼られています。
その国王、ただ皆から愛されていると言うだけでなく、国王の悪口を言うことは刑法に触れるので、逮捕されることになります。
これは王妃や王位継承者でも同じこと。
国王の顔写真のカレンダーなども古くなったからと言って、破り捨てるようなことはやめましょう。

頭に触ってはいけません

タイでは頭は精霊が宿る場所とされるので、他人が触ってはいけません。
日本人のように子供の頭をなでることは、タイでは絶対にしないようにしましょう。

頭の上に物を置いたり、頭の上を歩いてはいけません

「頭の上に物を置く」って、例えば洗濯ものを干す場合。
頭よりも高い所にウエットスーツをかけることなどはタブーです。
また、「頭の上を歩く」って不思議な表現ですが、例えば事務所やアパートにある鉄製のラセン階段。
その下に人がいるときに降りたり上がったりすることもタブーです。
パンツが見えちゃうからではないんです。

人の足の上をまたがない

混雑しているところや友達の家に呼ばれた時などちょっと注意です。
他人が座っている前にテーブルなどがあって、狭いところをどうしても通らなければならないとき、人の足の上をまたいではいけません。
ちょっと声をかけて足をずらしてもらいましょう。

足の裏に注意

子供のころに足相撲なんて言って、足や足の指ではさんで遊んだことがありますよね。これってタイではタブーです。
頭が一番上にあって尊いものの逆で、足は一番下にあるので汚いもの。
「寝るときに足を向けない」というのは日本でも同じですね。

タイ人を人前で叱ってはいけません

日本では学校でもそうでしたが、人前で怒られることがよくありました。
ただ、タイではタイ人を人前で叱ることは絶対にやめましょう。
プライドが傷つけれたと思い、大きなトラブルになりかねません。

お寺を訪れるときは服装に注意しましょう

プーケットにもチャロン寺院(ワット・チャロン)など有名なお寺があります。宿泊しているそばにも町のお寺があったりします。
そんなときショートパンツやタンクトップは着てゆかないようにしましょう。
南国だからと言って肌の露出が多い服装はタブーです。

女性が僧侶に触ってはいけません

タイのお坊さんは修業の身なので、奥さんをもらえません。もちろん触れることや気軽に話すこともできません。
プーケット(バンコクなど)でも有名な寺院は観光地にもなっているので、僧侶に出会うことがよくあります。
ときどきそこでタンブン(お賽銭)をすると、僧侶がミサンガのような編んだ紐を手首に巻いてくれたりします。
そんな時、女性は僧侶に触れることができないので注意してください。

スープや麺類を食べるときに音をたててはいけません

日本ではラーメンを食べるときには音を立てますよね。これって暑いものを冷ます意味があるので「問題なし」
そばに至ってはのど越しを楽しむので音を立てるのが当たり前。
でもこれって、日本だけで許されていることみたいです。

タイでは食事の時に音を立てて食べることは「下品こと」とされています。
タイ料理はラーメンのような料理やトムヤムクンを代表とするスープ料理は多いです。
そんなとき他人から白い眼で見られないように注意しましょう。

『シュー』は厳禁

ダイビングが終わって、ファーストステージのダストキャップをするときに、日本ではタンクのバルブをあけて、空気で水気を飛ばしていますよね。
そのためあちこちから大きな『シュー』という音が聞こえてもあまり文句を言う人はいません。

ただプーケットでは、ダイビングボートに乗ってこれをすると、欧米人やタイ人みんなから文句を言われます。
息を吹きかけたり、タオルでふくようにしましょう。

レディーファースト

タイの文化。というより観光客の欧米人の文化が浸透してきたのかもしれません。
バスに乗る時に女性を優先したり、手を取ったり。席を譲るのも当たり前です。
これって日本人男性は苦手ですよね。でもさりげなくできるようになるとカッコいいですね。